「ちょうだい」のしつけ訓練
「ちょうだい」のしつけは、とても大切な躾です。
たとえば、犬がなにかをくわえてしまったとき、飼い主が取りもどそうとして
噛まれたり、大切なものをボロボロにされたりという話があとをたちません。
犬の習性には、自分の所有物に固執するということがあって、それが
食べ物の場合は、さらに強くなり、間単には渡そうとしないと思います。
犬同士でも、先に物をくわえて確保した犬には優先権があり、たとえ
上位のイヌに脅かされても渡そうとはしません。
しかし、飼い主との信頼関係ができていれば、「ちょうだい」といえば、
ちゃんとわたすようになるのです。訓練によって、これができるように
なると、さまざまな危険を回避することもできるようになりますね。
「ちょうだい」のトレーニング
1、犬にリードをつけて、リードの届く範囲におもちゃを投げます。
2、犬がそれをくわえて逃げようとしたら、「ちょうだい」といいながら
リードで引き寄せるか、こちらから寄っていき、ごほうびのおやつ
を手のひらにのせて犬の鼻先にさし出します。
3、ご褒美を食べようとして、おもちゃを落としたら、素早く拾います。
このとき、リードは足で踏んでおきます。
4、おもちゃは、またすぐに投げてあげて、ご褒美と交換します。
このトレーニングを根気よく繰り返すと、くわえたものを飼い主に
渡してもまたすぐに返してくれるということを学び、犬が何かを
くわえても、取り返すことが簡単になります。